丸東かまぼこ店
「お客様へおいしいものを届ける」がモットーです。頑固一徹のかまぼこ職人が石臼練りのこだわりかまぼこを作っています。
丸東かまぼこ店は気仙沼市松崎高谷の気仙沼バイパス沿いにあります。創業は70年前(昭和18年)、創業当初から「かまぼこ」を作っています。創業者はもともと鰹節の職人でした。このため、丸東かまぼこ店では職人気質にて「まっすぐ」、かまぼこを作り続けています。かまぼこは「婚礼用(ご祝儀用)の細工かまぼこ」や「年始用の板かまぼこ」を主力としています。「婚礼用の細工かまぼこ」は震災前、陸前高田や大船渡、また、一ノ関や花巻などからも注文がありました(細工かまぼこの産地は富山県、京都府舞鶴市、そして気仙沼市です)。また、「年始用の板かまぼこ」の生産は毎年末、たいへん忙しくしています。
会社概要
社名 | 丸東かまぼこ店 |
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創業 | 昭和18年 |
代表者 | 代表 斎藤昭雄 |
所在地 | 〒988-0124 宮城県気仙沼市松崎高谷128 |
電話番号 | 0226-22-1396 |
震災、そしてその後
高台に会社、工場があります。津波はこの会社、工場の下、数メートルまできましたが無事でした。しかし、気仙沼や陸前高田、大船渡での婚礼需要はゼロになってしまいました。人的な被害だけでなく、婚礼会場も被害に遭ったからです。売上げは大幅に落ち込んでいます。このため震災後は「婚礼用の細工かまぼこ」ではなく、通常期は「笹かまぼこ」や「チーズ入りちくわ」、年末は「年始用の板かまぼこ」に力を入れています。
現在、「笹かまぼこ」や「チーズ入りちくわ」は地元のスーパーに卸すとともに、千葉県や埼玉県の法人会や企業が主催するイベントにて販売をしています。また、震災から2年半が経った最近、「婚礼用の細工かまぼこ」の注文が入りました。
商品
「笹かまぼこ」や「チーズ入りちくわ」、「年始用の板かまぼこ」を中心とした商品構成です。このほか、「婚礼用の細工かまぼこ」は平成17年全国蒲鉾品評会の水産庁長官賞(細工)を取得しています。受注生産を行っています。
商品へのこだわり
かまぼこは石臼練りにこだわっています。これにより余分な熱がかかりません。また、卵白や、食塩、砂糖、みりん、清酒などの調味料を加えるタイミングや塩梅にもこだわっています。練りの間、かまぼこ職人は石臼の前を一歩も動きません。このことから、かまぼこの弾力、歯ごたえが違います。
買うことができるところ
丸東かまぼこ店まで 電話番号 : 0226-22-1396
お願い
こだわりのあるお客様、婚礼のご祝儀に細工かまぼこを考えるお客様、スーパーのバイヤー様へ。丸東かまぼこ店の商品に関心のある方は、「プロジェクト参加・お問い合わせ」までご連絡をお願いします。より詳しいご説明や、購入方法等をお知らせします。