気仙沼仕事創出プロジェクト

住喜水産

唐桑半島の内湾と森が甘みのあるおいしいカキを育てています。

震災前、宮城県はカキの生産量で全国第2位でした。しかし、津波によりカキの養殖に必要な船や施設を流され、カキの養殖業者にて廃業やほかの仕事に変えるところも少なくありません。2013年10月からのシーズンですが、カキの養殖業者にて再開を果たせたのは震災前の半数ほどに過ぎず、生産量も震災前の1/3ほどの見通しとされています。

住喜水産は唐桑町東舞根の浦にあります。ホタテ、カキ、ワカメの生産を唐桑半島の内湾で行っています。ホタテは秋に、カキは冬に、そして、ワカメは春に出荷しています。カキはむき身にして漁協を通して出荷しています。カキの殻から身をむくには専門の技術が必要です。

会社概要
社名 住喜水産
創業 昭和8年
代表者 代表 鈴木章登
所在地 〒988-0582 宮城県気仙沼市唐桑町東舞根208-1
電話番号 0226-32-3037
震災、そしてその後

津波により、ホタテ、カキ、ワカメを養殖するイカダは流され、また、養殖し出荷するために必要な施設や設備も流されました。たとえば、養殖したカキを吊るす綱を掃除する機械も流されてしまい、たいへんな労力がかかっています。現在、カキの出荷を再開しています。漁協からカキ専門の仲卸を通して、大手スーパーに出荷しています。しかし、カキの殻を剝く処理場、カキの殻の保管場、処分場も流されてしまいました。このため、カキのむき身だけでなく、殻付きのカキも出荷しています。カキのむき身に対して殻付きのカキは安価です。カキの殻を揃えるのにたいへんな手間がかかっています。

商品

住喜水産のカキはマガキです。現在、むき身のものも殻付きのものも生食用として出荷しています。カキの主力産地である宮城県の中でも唐桑半島のカキは質が高いとされています。

住喜水産
商品へのこだわり

住喜水産のカキは3年ほどかけた大きくぷりぷりしたものです。唐桑半島の内湾と森が育てた甘みのあるおいしいカキです。手間をかけてカキを育てています。養殖したカキを綱に吊るす垂下養殖法をとっています。カキは成長とともにイカダごと沖合に移動させます。カキの栄養摂取を邪魔するムール貝などを取り除くための温湯処理を行っています。出荷前は籠に入れます。

買うことができるところ

住喜水産まで 電話番号 : 0226-32-3037

お願い

こだわりのあるお客様、飲食店のオーナー様/店長様、スーパーのバイヤー様へ。住喜水産の商品に関心のある方は、「プロジェクト参加・お問い合わせ」までご連絡をお願いします。より詳しいご説明や、住喜水産の購入方法等をお知らせします。